特別支援教育について当事者を交えて考えたフォーラム=新潟市中央区上所2
特別支援教育について当事者を交えて考えたフォーラム=新潟市中央区上所2

 特別支援教育に関するフォーラムが1月18日、新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで開かれた。発達支援に携わる医師の講演や通級指導教室に通っていた当事者の話を通じ、教育関係者や家族らが理解を深めた。

 新潟市教育委員会が主催。オンラインを合わせて約500人が参加した。

 新百合ケ丘総合病院発達神経学センター(川崎市)の高橋孝雄センター長が子どもの成長について講演。「インターネットではなく、実体験に満ちた環境を用意しよう」と呼びかけた。

 読み書きが苦手で、小中学校時に通級指導教室に通った参加者(20)は自らの体験を踏まえ、「何が問題か探るのが大変だった」と語った。一緒に登壇した母親(50)は「最初はサボ...

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