五つの地域の将来像が示された「加茂市都市計画マスタープラン」素案の一部
五つの地域の将来像が示された「加茂市都市計画マスタープラン」素案の一部

 新潟県加茂市は、おおむね20年後の都市の将来像や土地利用の基本方針を示す「都市計画マスタープラン」の素案をまとめた。人口減・少子高齢化に対応した「コンパクトなまちづくり」を掲げ、市内を5地域に分けて方向性を示した。2月12日まで素案に対するパブリックコメント(意見公募)を実施し、2024年度末の策定を目指す。

 マスタープランは、都道府県または国土交通大臣が指定する「都市計画区域」のある市町村が策定する。県内で計画区域のあるのは20市5町村で、加茂市は20市で唯一、未策定だった。

 市は23年度、学識者や農業・商業関係者ら11人でつくる策定委員会を設置。8回の会合を重ねて素案を策定した。市内を五...

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