
指導を受ける参加者たち=湯沢町
新潟県の南魚沼地域山岳遭難防止対策協議会(会長・森山明南魚沼署長)は、湯沢町のかぐらスキー場周辺でバックカントリースキーヤーらの遭難を想定した救助訓練を実施した。講師の指導を受け、滑走技術や捜索方法を学んだ。
南魚沼署や南魚沼市消防本部などから約50人が参加し、1月16日に行われた。訓練はスキーの技術レベル別に5班に分かれて行った。
上級者を対象にした訓練では、遭難救助部隊のリーダー育成を目的に、山の地形や安全なルートを判断し、スキー板を履いたまま標高1631メートルの日白山(にっぱくさん)を登り切る訓練を行ったほか、雪崩で雪に埋まった人を捜索する訓練も行った。
南魚沼署の山崎武地域課長は「...
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