サッカーJ1アルビレックス新潟が、2025年シーズンに向けて動き出しています。3季続いた松橋力蔵前監督からバトンを引き継ぐのは、J1トップチームで初めて指揮を執る樹森大介新監督。野心と潜在能力にあふれるJ2所属選手を中心に補強し、チーム一丸となって成長を目指します。
新潟日報では、アルビ担当記者が現地入り。ウェブ版の「新潟日報デジタルプラス」ではより詳しく、監督や選手の声、練習中の真剣な表情からふと見せる素顔の写真まで、皆さんにお伝えしています。
宮崎からリポートを連日お届けした片野透記者が新潟に戻ってきました。今回はアルビレックス新潟の「必勝祈願」をしてきた神社の話など、キャンプリポートでは紹介しきれなかったエピソードをご紹介します。
開幕の横浜M戦のキックオフまで…
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◆縁結びの神様だけど…

練習が非公開で取材できなかった日に、GK吉満大介選手たちが訪れたという宮崎市の「青島神社」に参拝しました。青島神社は周囲1.5kmの青島という島全体が境内になっており、橋を渡って島に向かいます。
島に到着すると、まず目に入るのがでこぼことした洗濯板状?の海岸の岩々。その形状から「鬼の洗濯板」と呼ばれています。国の天然記念物にも指定されており、一見の価値があります。

青島神社には日本神話に登場する「彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)」をはじめ、3体の神様がまつられています。彦火火出見命は、山の猟が得意な「山幸彦」という名前でも知られ、神話に詳しい人ならピンとくるかもしれません。

信仰されている内容としては、...
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