
わらでほうきを作った刈羽小5年生と保護者ら=刈羽村割町新田
新潟県刈羽村割町新田の刈羽小学校で、村の若手農家を講師に招いたわらぼうき作り教室が開かれた。5年生の親子30組が、真剣な表情でわらを編み、30センチほどのほうきを完成させた。
5年生は2024年度、村の主要産業である稲作について学んできた。学習に絡め、コメの副産物を使ったものづくりを体験してもらおうと、保護者有志が親子行事として教室を企画し、1月17日に開かれた。講師は村の若手農家らでつくる「若手農業者の会」が務めた。
参加者はもみが付いたわらの芯の部分を抜き取り、束を作ったあと、「隙間ができないようにきつく縛って」とアドバイスを受けながら、好きな色の水引で編んでいった。児童らはほうきが完成...
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