今冬一番の強い寒気の影響で、新潟県内は2月6日も大雪となり、山沿いを中心に積雪が続いた。5日に高速道や国道で実施した予防的な通行止めは6日午前6時までに解除されたが、物流で遅れが出るなどの影響が出た。磐越道と国道49号では6日午後8時から再び、通行止めを実施した。規制は一部を除いて7日未明に解除となったが、7日も平地を含めて大雪が続く見込みとなっている。新潟地方気象台などは引き続き、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
気象台によると6日午後6時現在の積雪は、魚沼市(守門)で306センチ、津南町で288センチ、十日町市で224センチ、新潟市中央区で4センチなど。午前11時には津南町も300センチに達した。
東日本高速道路と国土交通省北陸地方整備局は集中除雪のため、5日から6日朝までに北陸道の上越インターチェンジ(IC)-新潟中央ジャンクション(JCT)、関越道の六日町IC-長岡JCT、磐越道の磐梯熱海IC(福島)-新潟中央IC、日東道の新潟中央JCT-荒川胎内ICと、それぞれ並行する国道を通行止めにした=図参照=。

JR東日本は信越線や越後線、上越線など各線で運休や遅れが生じた。計136本が運休するなど約2万7千人に影響した。
この雪の影響で、上越市では...
残り1066文字(全文:1627文字)