地域アカデミーの成果発表会に向け、生徒たちが企画を披露した審査会＝胎内市東本町
新潟県胎内市の中条高校が地域の企業や大学生らと連携する「地域アカデミー」に取り組んでいる。１、２年生が市内の企業や農家らに課題を聞き取り、大学生のアドバイスを受けながら解決策を考えてきた。２月１２日には１年間の成果を一般市民らに披露する発表会を開く。
中条高では、これまでも胎内市内の事業者の広告を考えるなど地域貢献に力を入れてきた。２０２４年度からは地域アカデミーの名称で、地域の課題解決策を考える。生徒の自己肯定感を高め、主体的に地域貢献できる人材育成を目指す。
１、２年生計約９０人は、２０２４年６月に地元の業者や団体から、仕事内容や地域での役割、課題などを聞いた。その後に関心のあるテーマ別...
残り349文字（全文：649文字）
