歴史ある料亭などが並ぶ古町花街。新潟市は景観づくりの「特別区域」指定を目指す＝新潟市中央区
新潟市は、歴史ある料亭などが立ち並ぶ中央区の「古町花街（かがい）」について、地域の特性に応じた景観形成を進める必要がある「特別区域」に指定することを目指し、有識者への意見聴取などに着手した。特別区域ではその他の「一般区域」に比べ、建築物の新築、増築への規制が厳しくなる。市は地元関係者への意見聴取などを経て、２０２６年度の指定を目指す。
市によると、景観づくりの特別地域には、歴史的な建物が多く残る「旧齋藤家別邸周辺地区」（中央区）など４地区が指定されている。古町花街では歴史的な風情のある景観を未来につなぐため、特別区域の指定について、地元の関心が高いという。
市は地元の声を受け、古町通８、９番...
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