「新潟史上最高」を目指す2025年のアルビレックス新潟の戦いが始まりました。紙面でも熱戦の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します! 「アルビリポート」として、より詳しく、生の声をお届けしていきます。本日はキャンプの延長戦?として大阪で練習に励む選手たちにリモートで聞いた話をお届けします。担当記者も近く大阪入りします!

写真はアルビレックス新潟提供
写真はアルビレックス新潟提供

DF舞行龍ジェームズ選手(18日)、MF新井泰貴選手(19日)に話を聞きました!

◆開幕戦が「最低限のベース」 DF舞行龍ジェームズ

開幕戦のDF舞行龍ジェームズ

(1試合終えてコンディション自体はどうですか)

いつも通り、いいです。はい。

(次の試合に向け、振り返りとか、監督からはどんな話が)

もちろん相手が変わるし、やってくることも変わってくる。けど、基本的にはこの前の試合が最低限のベースになる。やりたいことでできたことも、できなかった部分もあったので、そこを修正しながらという話をしました。

(前の試合、前線からのそのプレスが効いていたが、守備の手応えは)

チーム全体としてやろうとしてることははっきりはしてたし、前と後ろに繋がってきたことはよかったと思います。でもそれをやっぱ90分やり続けるのは少し、試合運びの面だったり、ボール持ってる時間を作ったり、そこをみんなで意識しながら、特に暑くなる時期はしないといけないかなと思います。

(しばらく大阪での調整になるかと思うが、そっちはあったかいですか)

はい。新潟よりは。でも天気はいいんで、外でできるっていう感謝と、いっぱい練習できることはありがたいですね。

(しばらくご家族と離れると思うが、寂しさは)

早く帰りたいです。

(頻繁に連絡は取っている?)

毎日みんな取っていますよ。はい。新潟でできれば一番いいですけど、そういう状況じゃないのもわかっているし。そこはしょうがない部分もあるんですけど。

(長い合宿生活でチーム力は高まる?)

一緒にサッカーの話するとか、サッカーの試合見る機会は増える。この前の試合前のガンバ-セレッソ戦も、一緒に見たりもしてたんで、やっぱそういうとこでお互い話したりとか、意見かわしたりとか、こうしようっていうのはあったりするんで、その意味ではチーム力は上がると思います。

(舞行龍選手は新潟でも長いが、これだけ帰れないのは初めて?)

何回かありますけど、すぐに連戦に入るのは初めてです。

(今年は例年よりも開幕が早い)

そうですね。早い感じはするし、あと雪も結構いつもより降ってると思うし、今週また降るみたいな。そういうことも含めて、こうやってサッカーできることは一緒に選手として感謝です。

(奥さんにも感謝)

もちろん家のことを一人で頑張ってる、全部任せてるんで。日頃いつも感謝伝えて。1人で子供3人の習い事だったり、そういう子供のことをご両親と一緒にやってくれている。

(そこは結果で返す)

そうですね、はい。それが1番の恩返しだと自分で思ってるんですけど。ベストを尽くせるように、サッカーに集中しています。

(開幕戦のセンターバックは稲村隼翔選手と組んだが、やりやすさは)

何も違和感はないです。何回もやってるから。

(去年と比べると、前から奪いに行く分、高いラインというか)

そうですね、プレスがかかればラインが高く持てることは自然となると思うし、この前の試合に関してはいいプレスかかってた分…。それでもやっぱそのミドルブロックになった時、そこでまたスピッチ入った時、そこ相手をまたライン下げさせて、そのライン上げるのもうまくいったシーンもあった。もっと後半も、もちろん疲れてる部分もあるんですけど、そこでまたライン上げられたらさらによくなるかなと思うし。あとはキーパーとの連係、そこも高めればもっと良くなると思います。

(感覚的には、いいシーズンにできそうな手応えのある試合)

どうですかね。結果的には引き分けなんで。そこはちょっと個人的には気に食わないっていうか、そういう試合を勝ち切れないとやっぱり厳しくなると思うんですけど、ポジティブに考えれば、アウェーで勝ち点1しっかり取れた。最低限ああいう試合をして、しっかりアウェーで勝ち点を持って帰ることは大事。でも上の順位になりたいなら、みんな満足しない方が俺はいいと思うし、個人的には本当に残念な試合だったなっていう風に感じてます。それを最低限としてそのレベルでやっていきたい。

(まだ2試合アウェーが続くが)

そうっすね。そこをやっぱしっかり勝ち点を取って帰りたいし、やっぱシーズン始まって新しい監督、新しいことにチャレンジしてることがあって、そのやっぱ勝つことによって自信にも繋がると思うし、そのやってることが正しいっていう、うまくいってるっていう証拠の1つだと。その結果を個人的には大事にしたい。みんな今やってることを信じているので、そこにしっかり結果はついてくると思います。

(最後に、あらためて意気込みを)

そうですね、もうやっぱ自分らの今回やってきたことを、マリノス戦でうまくいったことを良かったねってだけじゃなくて、そこをもっともっと良くしていくことは1つ。そこにゴールへの意識、そこで決めきる力、そういうところをみんなを意識してやれば、結果はついてくる。そこを大事にしていきたいと思います。

◆体より頭を使いたいMF新井泰貴

開幕戦で途中出場するMF新井泰貴

(大阪はどうですか?暖かい?)

さっきちょっと雪が。今もちょっとパラついてます。

(結構寒い中の練習ですか)

そうですね。風がちょっと強くて、風冷たくて、練習の時もちょっと寒いなっていう感じはあります。

(練習2日目、もうエスパルス戦に向けてという感じ?)

そうですね。相手の狙いとか、そういうところも含めて。トレーニングがありますけど。

(開幕戦後半から出場されて、J1デビューの率直な気持ちは)

開幕戦にこうやってJ1の舞台でデビューできたっていうのはとても嬉しく思いますし、改めてスタートを切れたなっていう思いです。

(イメージより早かったですか?狙っていた?)

もちろん、選手である以上、試合に出ることで価値が見出されると、そこは常に狙ってますけど。うん、その展開に出る出ないは関わってくるなって思っていたので、準備はしていましたけど、ああやって、少しアクシデントという形で、ちょっと早いタイミングで出る形になったので、そこはそうですね…。でも、常に出る準備はできていたと思うので。

(J1の強度などはどう感じた)

やっぱり個のスピードだったり...

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