
「越凍~ETTOU~」ブランドで販売中のスイーツ2種類。ブランドのロゴマークは、新潟県の形などをイメージしている
新潟市西区ときめき西1の内装工事業「ナガイ・プロサービス」は、規格外の農産物を使った冷凍食品ブランド「越凍(えっとう)〜ETTOU〜」の商品開発や販売に取り組んでいる。現在は西区黒埼地区特産の枝豆を使ったスイーツ2種類のみだが、今後、種類を増やす方針だ。代表の永井克幸さん(56)は「新潟の良い物を発信し、地域を元気にしたい。食品ロス対策にも貢献したい」と意気込む。
永井さんは実家が黒埼地区の枝豆農家「永井農園」で、味は良くても形や大きさが不ぞろいな規格外品をたびたび目にしてきた。「くろさき茶豆のブランドイメージがあるため廃棄されることが多く、もったいなかった。ずっと『何とかできないか』と考え...
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