
リフトが故障して乗客が取り残されたと想定して行われた救助訓練=阿賀町川口
新潟県阿賀町の町営三川・温泉スキー場で停止したリフトから乗客を救出する訓練が行われた。スキー場スタッフらに加え津川署員も参加し、万が一に備えた救助法を確認した。
訓練は2月27日に実施。リフトが故障でストップし、4〜5メートルの高さに乗客が取り残されたと想定して行われた。
スタッフは、ロープや救助ベルトのついたポールをリフトのワイヤにかけ、ベルトを乗客役に渡した。「ベルトをしっかり脇に挟んで」などと指示を送りながら乗客役をつり上げ、ゆっくりと雪上に下ろした。津川署員もスタッフに手順を教わりながら救助を体験した。
当初は2月上旬に訓練を予定していたが、大雪のため延期されていた。町役場三川支所の...
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