質疑に応じながら、参加者と交流する研修医ら=佐渡市千種
質疑に応じながら、参加者と交流する研修医ら=佐渡市千種

 新潟県の佐渡島内の医療、教育などの現状や課題を考える地域勉強会「種火の会」が、佐渡総合病院(新潟県佐渡市千種)の講堂で開かれた。佐渡総合病院で2023年春から研修医として働き、2025年3月で勤務を終える3人が登壇し、佐渡で学んだことや今後の目標を語った。

 勉強会は2月下旬に実施。講演したのは、地域医療の課題解決に取り組む研究者を志す山根七歩(なほ)さん(26)=東京都出身=、プログラマー出身で在宅医療の専門家を目指す松本章寛さん(31)=東京都出身=、公衆衛生学を研究していく芳中亮太さん(28)=福岡市出身=。都市部での生活が長い3人が、島民への感謝を伝えながらそれぞれの2年間を振り返った...

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