
昨年のミズエシカリンクジャパン京都大会でグランプリを受賞した徐麻由美さん=京都府(本人提供)
新潟県柏崎市の徐(じょ)麻由美さん(51)は2024年、社会貢献への思いや美しさを磨くコンテスト「ミズエシカリンクジャパン」の京都大会に出場し、グランプリを受賞した。「自分の可能性を諦めないでほしい」という思いで、社会活動や女性のサポートにも奮闘する。新潟県の女性たちにも新たな一歩を踏み出してもらおうと、7月にはプロデューサーとして新潟大会を初開催する。
ミズエシカリンクジャパンは、美しさ、持続可能な開発目標(SDGs)についての思想、リーダーシップの三つの観点で審査される。女性リーダーの輩出を目指し、2021年に始まった。出場者は大会後に、児童養護施設出身者へ成人式の振り袖の着付けをしたり、骨髄ドナー登録を呼びかけたりといった社会貢献活動を行う。
徐さんは横浜市出身。息子が水球を習うため21年、柏崎市に移住し、...
残り631文字(全文:993文字)