多くの見物客の前で実演されたアンコウのつるし切り=糸魚川市の糸魚川駅
多くの見物客の前で実演されたアンコウのつるし切り=糸魚川市の糸魚川駅

 新潟県糸魚川市名物のアンコウを味わう催しが3月8日、糸魚川駅と、隣接するヒスイ王国館で開かれた。大勢の家族連れらがアンコウのつるし切り実演や熱々のあんこう汁を楽しんでいた。

 「糸魚川荒波あんこう祭り」と銘打ち、実行委員会が主催した。糸魚川駅自由通路では、糸魚川市沖で取れた重さ約30キロのアンコウのつるし切りが実演された。飲食店などの運営会社社長の伊井浩太さん(40)が解説しながら、ひれ、皮、肝などの部位ごとに手際良くさばくと、見物客から歓声が上がった。

 あんこう汁が販売されたヒスイ王国館では来場者が行列をつくった。村上市の小学6年生(12)は「身の歯ごたえがあっておいしかった。つるし切りを見...

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