阿賀野市役所
阿賀野市のし尿収集運搬業務委託を巡り、阿賀野市環境事業公社が市に対し、し尿処理業務の費用支払いなどを求めた訴訟で、原告側が訴えの全てを取り下げたことが３月１４日、分かった。同日開かれた市議会議員全員協議会で市が説明した。
訴状によると、２０２２年４月１日から９月１２日の間、公社が実施したし尿処理費用２７９２万円の支払いなどを市に求めた。
公社側は、市がこの期間、市内全域を対象に公社と業務委託契約を結ばなければならないのに、委託料などの協議がまとまらなかったため、市が公社とはその契約をしなかったと主張。公社は、市からし尿処理業務の費用を受け取れないまま業務を続けた。
公社側はその後、費用の算出に間違いがあったとして、請求額を１７９５万円に修正。市は２０２５年１月に訴訟の一部について和解し、１１３４万円を支払った。
公社はこのほか、...
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