
東地区地域づくり協議会が開いた「結いの灯り」=3月11日、南魚沼市茗荷沢
東日本大震災の被災者を弔い、復興を願う「結いの灯(あか)り」が3月11日、新潟県南魚沼市茗荷沢の東地域開発センターで開かれた。約500本のろうそくが並び、温かな光が会場を包んだ。
大和地域の20集落でつくる東地区地域づくり協議会が、東日本大震災が発生した翌2012年から、毎年開催している。
三用小学校(南魚沼市芋赤)と赤石小学校(同市荒金)の児童が紙コップに「皆がずっと幸せでありますように」などのメッセージや絵を描いた。約200個を並べ、駐車場の脇にできた雪山に掘った「結」の文字の中にもコップを置いた。駐車場には竹筒を配置し「灯」の文字を作った。
午後5時ごろ、集まった児童らがコップや竹筒の...
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