
八幡開発が設立する「放課後の遊び場 にわニワ」の予定地=柏崎市北半田1
新潟県柏崎市横山の不動産会社「八幡開発」は、子どもたちが放課後に外遊びを中心とした多様な体験ができる施設「放課後の遊び場 にわニワ」を柏崎市北半田1に設ける。子どもたちが自分で考えて生きる力を育んでもらう狙い。多世代交流もできる施設として、2026年春のオープンを目指す。
柏崎市によると、市が市社会福祉協議会や福祉法人に運営を委託している公設の放課後児童クラブは市内に23カ所あるが、民間企業による同様の施設はこれまでなかった。
施設運営は八幡開発が行い、管理人は子ども向けに外遊びや自然教室などを開く市内のNPO法人「あそびそだちiLabo」が担う。敷地面積約2000平方メートルに立つ空き店舗を活用する。
八幡開発が手がけるきっかけは、子どもの放課後を充実させる施設を造りたいという社長の飯塚政雄さん(49)の思いだった。3人の子どもがいる飯塚さんは、県内の自治体が運営する子育て施設に行く機会も多い。また、...
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