第四北越銀行本店
第四北越銀行本店

 3月17日の東京株式市場で第四北越フィナンシャルグループ(FG、新潟市中央区)の株価が急伸し、終値は前週末比245円(8・15%)高の3250円となった。株式分割を考慮した上場来高値。同日に群馬銀行との経営統合を含めた経営戦略を検討していると発表し、好感された。

 群馬銀の株価も上昇し、終値は30円50銭高の1241円50銭だった。

 岡三にいがた証券(長岡市)の橋本貢浩取締役は、株価上昇の理由を「豊富な資金力やコスト削減など、統合によるスケールメリットに市場は期待している」とした。第四北越FGが14日に発表した2025年3月期の業績予想の上方修正なども影響したとみている。

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