
「Ponshu Hotel 睡夢」の外観=十日町市
中小企業や地域住民を支える信用金庫・信用組合がもがいている。人口減少に伴う地域経済縮小が懸念される中、逆境を打開しようと顧客と共に課題解決を模索する。生産性向上に向けたDX支援や、営業地区の拡大、合併による経営基盤強化も進む。変革期に立ち向かう県内の信金・信組の取り組みを追った。
日本三大薬湯として知られる松之山温泉(十日町市)の一角に5月、廃業した旅館を刷新したホテル「Ponshu(ぽんしゅ) Hotel 睡夢」が開業した。宿泊施設運営の「たまきや」(十日町市)が手掛ける、松之山地区では3軒目となる自社施設だ。空き施設を活用し温泉街の景観を...
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