第四北越フィナンシャルグループ(FG、新潟市中央区)は7日、2025年9月中間連結決算を発表した。純利益は前年同期比55・6%増の228億円で、中間期としては4年連続で最高益となった。市場金利の上昇で、貸出金利息など資金利益が増加した。

 第四北越FGは、売上高に当たる経常収益が48・2%増の1431億円。経常利益は56・8%増の320億円だった。中間配当は81円。

 傘下の第四北越銀行単体では、本業のもうけを示すコア業務純益が48・9%増の279億円、純利益は65・1%増の215億円。貸出金利息のほか、有価証券利息配当金などが伸びた。企業の合併・買収(M&A)手数料などの役務取引等利益も増加した。

 貸出金残高は...

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