
帽子を投げるハットトスで祝った三条市立大学の最初の卒業生=3月22日、三条市上須頃
新潟県三条市立大学(三条市上須頃)の最初の卒業式が3月22日、学内で行われた。70人の卒業生は在学中、地元企業の協力で、4カ月にわたる産学連携実習などを経験。実学を重視したカリキュラムの成果を、卒業後に生かそうと思いを新たにしていた。
三条市立大は工学部の大学で、2021年に開学し、卒業生は1期生。卒業式では、卒業生代表がアハメド・シャハリアル学長から学位記を手渡された。シャハリアル学長は式辞で、技術の急速な変化に触れ、「本学で培った考える力、創造する力、挑戦する力があれば、どんな時代でも道を切り開いていけるはず」と語った。
他の卒業生代表は「どんな未来が待っていようとも、三条市立大学で経験...
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