
新潟県長岡市と長岡商工会議所が市内事業所を対象に行った2024年10〜12月期の景況調査では、業況判断指数(DI)がマイナス18・4となり、前期(24年7〜9月期)と比べ9・6ポイント悪化した。悪化は3四半期ぶり。先行きもやや悪化を見込むが、市産業支援課は「小さな揺れを伴いながらの緩やかな回復基調は、途絶えていない」とみている。
DIは、前年同期比で業況が「良い」と答えた事業所の割合から「悪い」とした割合を差し引いた値。
今期のDIを業種別に見ると、商業(卸売り、小売り、サービス)は前期比22・4ポイント悪化のマイナス27・0と、22年1〜3月期以来の低水準となった。ガソリン価格上昇による負...
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