調整を行うDF堀米悠斗主将(右から2人目)=聖籠町
調整を行うDF堀米悠斗主将(右から2人目)=聖籠町
体を動かすDF堀米悠斗主将ら=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第9節の6日午後2時から、東京・国立競技場で15位の神戸と対戦する。クラブワーストタイ記録の開幕から8戦未勝利の中、立ちはだかるリーグ2連覇中の強豪。主将のDF堀米悠斗は「初勝利を挙げたい。その思いだけでやっている」と立ち向かう。

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 新潟は前節、ホームで福岡に敗れ、昨季から続くJ1の連続未勝利は17試合となり、クラブワーストを更新した。堀米は「結果が出ない時はいろんなことに目が行きがち。新潟には立ち返るべきスタイルがある」と、ボールを保持する原点を大切にしたい考えだ。

 神戸はスタートダッシュに失敗したが、DF酒井高徳(三条市出身)ら負傷者が戻り、本来の強さを取り戻しつつある。絶対的エースのFW大迫勇也を擁し、ロングボールを主体にスピード感のある攻撃を展開する。

 樹森大介監督は「タレントがそろい、空中戦の強さも理解している。相手のストロング(強み)を消しながら自分たちのスタイルを出したい」と話した。

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