
中川幹太市長に協会の活動などについて話す新潟フィリピン協会アロソ・スティーブンソン会長(右から2人目)=上越市役所
新潟県在住のフィリピン出身者らでつくる「新潟フィリピン協会」(新潟市北区)のアロソ・スティーブンソン会長(56)が、上越市役所に中川幹太市長を訪ね、「多くの人に協会の存在を知ってもらい、自治体と連携しながら地域で暮らすフィリピンの人たちをサポートできれば」と市に協力を求めた。
新潟フィリピン協会は2022年1月に設立され、会員は約250人。県内で暮らすフィリピン出身者のさまざまな相談に応じている。本県を管轄する在名古屋フィリピン総領事館の認定団体として総領事館との仲介役も担う。
法務省や上越市の統計によると、県内在住のフィリピン出身者は3174人(2024年6月末現在)で、約3割に相当する9...
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