着物姿でお茶を楽しむ参加者=11月4日、新潟市中央区
着物姿でお茶を楽しむ参加者=11月4日、新潟市中央区

 新潟県内に暮らす外国人らが、着物や茶会など日本文化を体験するイベントが11月4日、新潟市中央区で開かれた。華やかな着物姿で伝統文化に触れ、日本への親しみを深めていた。

 イベントは新潟フィリピン協会が初めて開き、フィリピンやタイ、ラオス出身の留学生ら24人が参加した。

 参加者はレンタルした着物に身を包み、白山神社に参拝した後、隣接する燕喜館で抹茶と和菓子を楽しんだ。畳の上での正座に苦労する人もいたが、スマートフォンで記念撮影をしたり「甘くておいしい」と会話に花を咲かせたりしていた。

 タイ出身で新潟大学の留学生(25)は「着物もお茶も初めて。新しい体験ができて楽しかった」とにっこり。新潟フィリピ...

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