佐渡総合病院で再開した院内食堂を運営する石山正悟さん=佐渡市千種
佐渡総合病院で再開した院内食堂を運営する石山正悟さん=佐渡市千種

 昨年11月に受託業者が撤退し、休止していた佐渡総合病院の院内食堂が14日、「美楽留(みらくる)」として再開した。市内で50年近く店を営む「割烹(かっぽう)石山」が運営を担い、ランチ需要に応える。

 院内食堂は「レストランちぐさ」が長年営業してきた。だが、新型ウイルス禍で面会が制限された影響もあり、利用客が減るなどして撤退。後継の業者を探す中、病院側から打診を受けた石山が出店を決めた。

 食事メニューは日替わりフライ定食や肉豆腐定食、きつねうどん、カレーライスなど7種類。価格は720円〜1030円で、海鮮系メニューも追加予定だ。

 食堂は職員用も兼ねており、外来用に先駆けて1日から営業を始めた。同病...

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