エンゼルグループ(湯沢町)は14日、2025年8月期の連結業績予想を修正して発表した。子会社が引き継いだ別荘地管理事業での「負ののれん発生益」を特別利益に計上する見通し。24年10月公表の純利益4億1400万円を、35億7100万円に引き上げた。

 子会社のエンゼルフォレストリゾートが、名鉄都市開発(名古屋市)から静岡県での名鉄赤沢別荘地管理事業を引き継いだ。この際に純資産と買収額の差額である「負ののれん」約31億5000万円が発生する見通しとなった。売上高、営業利益、経常利益の予想は据え置いた。

 同日発表の2月中間決算は、売上高が前年同期比17・4%増の52億6600万円、営業利益は6・2倍...

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