
ユースエール認定通知書を受け取るダイワ電気工事の本山敬子常務取締役=4月15日、新潟市中央区
若者の採用や育成に積極的な企業を認定する厚生労働省の「ユースエール認定企業」について、県内での認定数がこの4月で83社に上り、全国トップとなった。15日、3月に認定を受けた7社が新潟市中央区の厚労省新潟労働局で認定通知書の交付を受けた。
ユースエールの制度は2015年にスタート。認定には、有給休暇や育児休業の取得率、離職率の低さなど一定の基準を満たす必要があり、認定後も毎年、基準に適しているか審査を受ける。認定企業は自社広告などにマークを付けてアピールできる。若手人材の確保などを目的に認定を目指す企業が増えているという。
人口減などを背景に人手不足が課題となる中、同労働局では若者の採用につな...
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