タクシー会社が主体となり、一般ドライバーや自家用車を活用して乗客を有料で送迎する「日本版ライドシェア」について、国土交通省北陸信越運輸局が16日までに管内での運行実績をとりまとめた。新潟県では、3月に導入された湯沢町で約3週間に121回稼働があり、利用が顕著だった一方、新潟市南区や小千谷市は各月の稼働が数回や十数回にとどまった。

 昨年3月に創設された日本版ライドシェアの1年のまとめとして、運輸局が集計した。管内(新潟、長野、富山、石川の4県)で導入したのは10地域。県内では、新潟市南区、小千谷市、妙高市、湯沢町、新潟市中央区などの5地域だった。

 県内で...

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