中川幹太市長から辞令を受け取る加藤広子さん(左)=上越市役所
中川幹太市長から辞令を受け取る加藤広子さん(左)=上越市役所

 上越市は、移住者の呼び込みや定着をサポートする「定住支援コーディネーター」制度を本年度から始め、大島区に移住した自営業の加藤広子さん(43)を選任した。移住者の視点から、地域の情報発信や交流イベントなどに取り組む。

 人口減少が進む同市は、市外からの移住・定住を推進している。定住を続けてもらうには、生活に必要な情報や周囲との交流が重要になるとして、地域や移住者の目線に立ってサポートする人材として定住支援コーディネーターを新たに設けた。

 加藤さんは2023年に埼玉県から移住。具体的な活動としては、移住者同士の交流イベントや、大島区での生活に関する情報をまとめたパンフレット作成などを想定している。...

残り162文字(全文:462文字)