
「MYOKO BASE CAMP」でパソコンに向かう親子ワーケーションの参加者=妙高市関川
新井、妙高高原、妙高の旧3市町村が合併し、妙高市が発足して1日で20年を迎えた。新市は地域のシンボルでもある名峰妙高山の名を冠し、自然豊かなイメージを生かしたまちづくりに取り組んできた。合併時4万人近くいた人口は3万人を割り込み人口急減に直面。その一方で、観光で地域活性化を図り、外資系投資ファンドによる大型リゾート開発も進む。県境の地方都市の来し方行く末を取材した。(3回続きの3)
3月31日、妙高市関川のテレワーク研修交流施設「MYOKO BASE CAMP」で、首都圏の会社員やフリーランスら10人が、パソコンに向かっていた。一般社団法人妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会が企画した「親子...
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