
潮風を受けて泳ぐこいのぼり=糸魚川市能生
糸魚川市能生地域の海岸で春の風物詩となっているこいのぼりが17日、お目見えした。国道8号と弁天岩の間に、赤や青のこいのぼり60匹が潮風を受けて伸び伸びと泳ぎ、観光客や住民を楽しませている。
こいのぼりは、地元の町内会や宿泊施設などでつくる能生海岸管理組合が設置した。家庭で使わなくなったこいのぼりを寄付してもらい、「こどもの日」に合わせて30年ほど前から飾っている。
国道と弁天岩をつないだ100メートル以上のロープに、色とりどりのこいのぼりが一列に並んだ。17日は、散歩中の住民が立ち止まって眺めたり、県外からの観光客が写真に収めたりしていた。
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