能登半島地震で被災し、修復工事を終えた白田家住宅=上越市頸城区森本
能登半島地震で被災し、修復工事を終えた白田家住宅=上越市頸城区森本

 能登半島地震で被災した上越市頸城区の国登録有形文化財、白田家住宅の主屋の修復が完了し、関係者らにお披露目された。5月から定期公開する予定で、関係者は「地域の宝といえる建造物を多くの人たちに見てもらいたい」と話している。

 白田家住宅の主屋は大正時代に、現在の糸魚川市にあった大肝煎(おおきもいり)(大庄屋)の斉藤家所有の建造物を移築した。上下に開閉する窓など洋風の意匠を取り入れた近代和風建築で、2014年に国登録有形文化財となった。

 能登半島地震では、...

残り365文字(全文:592文字)