「新潟史上最高」を目指す2025年のアルビレックス新潟の戦いが始まりました。紙面でも熱戦の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します!
4月29日第13節アウェー広島戦後
監督会見のほか、MFミゲルシルべイラ選手、DF藤原奏哉選手、FW笠井佳祐選手に話を聞きました!
◆我慢強く戦った選手たち「本当にたくましくなった」樹森大介監督

(ゲームの振り返りをお願いします)
はい、連戦で厳しい中の戦いだったので、コンディションも含めて、前半ちょっと(体が)重たかったなという印象があります。ただ、難しい時間帯もしっかり我慢強く耐えることができて。強いて言えばちょっとカウンターとか、良いシーンもあったので、あれがシュートまでいけるようになるのが僕たちの狙いだったので、そこは物足りなかったんですけど、「後半で勝負しよう」と交代選手含めてハーフタイムで言っていたので、それが、交代選手がしっかり結果を残してくれたことは、大事な勝ち点につながったなと思います。
(勝利おめでとうございます。「後半勝負しよう」とおっしゃられましたけども、ハーフタイムで選手たちに指示したこと、どういったことがあったか教えてください)
話で言うと、相手が両ワイドがジャンプしてくるので、特に右サイドのところは空いたところを狙うようにっていう部分の話と、あとディフェンスラインと中盤のボランチとの背中の間のところをうまく活用していこうっていう話をして送り出しました。
(センターバックで今日は舞行龍選手が先発になりましたけども、舞行龍選手起用した理由、連戦考慮したところもあると思うんですけども)
ちょっと数試合(出場が)空いたんですけど、非常に頑張ってくれて、彼の特長であるビルドアップのところにしっかりチームの安定をもたらしてくれたので、後半特に。前半もそうですけど、いい形で持つ時間も増えましたし、最後ちょっとコンディションのところで難しい状態ありましたけど、最近良かったラインコントロールとかも、チーム全体で行うことができたので、対応できたんじゃないのかなと思います。
(前半耐えて、後半勝負っていうところは、勝つとしたらこういう形っていうのは試合前からあったんでしょうか)
まあ、そんなことはなくて。奪ってショートカウンター、カウンターで、僕らの最近特にしっかり(武器に)なっていたので、そこがかみ合えば前半のところに点取れるんじゃないかなっていう狙いはあったんで、そこがシュートまで実際いけてないんで、そこは課題であるなと思います。
(守備の部分で後半修正した部分っていうのはありますでしょうか)
守備のところで言うと、そうですね。どうしてもハイプレス、プレスにいった時に、やっぱりジャンプに対してそこをしっかり狙って。うちのサイドバックの裏のスペースですね、活用されていたので、センターバックにスライドっていうところは言ってありました。
(ミゲル選手が決勝点を決めましたけれども、ここ1、2試合でまたベンチ入りするようになって、良くなってきた部分があれば教えてください)
当たり前ですけども、日本に慣れてきて、やっぱトレーニングの中でも1番点を取るんですよね。そういうところを今回もミゲルが入ることで点が生まれるんじゃないかなっていう期待を込めて使ったので、本当その期待に応えてくれてありがたい。
(狙い通りでしたか)...