
五ノ峰山頂にある「友情の鐘」のひもを、肩車をして結び直す点検作業の参加者=阿賀野市
五頭連峰の山開きを前に、阿賀野市と阿賀野署などでつくる「市山岳遭難防止対策協議会」は、登山道を点検した。緩んだロープを張り直し、道に倒れた枝を取り除いた。
山開きは5月3日の予定で、点検作業は25日に行われた。登山客に安全に山登りを楽しんでもらおうと、協議会が毎年この時期に実施している。今年は約30人が参加した。
登山者が道に迷わないよう標識を置き、ピンクのビニールテープを枝に巻いた。五ノ峰山頂では「友情の鐘」を鳴らすためのひもが切れていたため、参加者2人が肩車をして結び直した。
市商工観光課によると、山開き当日は山頂付近にまだ残雪がある見込み。スニーカーでの登山は困難で、雪山用の装備が必要...
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