
どんぐりの森キャンプ場に設置された目隠し用テント。普段は折りたたまれた状態であずまやに置いてある=阿賀野市の五頭山麓
新潟県阿賀野市の旅館関係者らでつくる「五頭スカイランニング実行委員会」が、五頭連峰の登山口と山中に折りたたみ式の目隠し用テントを一つずつ設置した。登山客が持参した携帯トイレを使う際や、ぬれた服を着替えるときなど、緊急時に使ってもらうのが目的。実行委は「安心、安全な山登りのため、活用してほしい」と呼びかけている。
実行委によると、五頭連峰は一般道から登山口が近くアクセスしやすいため、積雪期も女性を含む大勢の登山客が訪れている。しかし、冬季は登山道周辺のトイレが閉鎖してしまう上に、草木が雪に埋もれて見通しが良くなってしまうため、登山者が携帯トイレを持っていても使う場所を...
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