「新潟史上最高」を目指す2025年のアルビレックス新潟の戦いが始まりました。紙面でも熱戦の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します! 

5月3日第14節ホームFC東京戦後

[新潟2ー3FC東京]最後まで食い下がるも…ホーム初勝利ならず

監督会見のほか、MF笠井佳祐選手、MFダニーロ・ゴメス選手、GK吉満大介選手に話を聞きました!

決して下を向くゲームではない 樹森大介監督

(試合の総括をお願いします)

ホームでなかなか勝てない中、本当にたくさんのサポーターが来てくれた中で、しっかり勝利を届けなくちゃいけなかったんですけれど、ちょっと警戒していたカウンターのところで失点をしてしまって、難しいゲームになってしまったなっていう印象です。
あと、連戦でやっぱり特に前半とか体が重い中で、ベストなプレーはちょっと出なかったかなっていうところがあったので、ハーフタイムのところでもう1回スイッチ入れようっていう話をして、プラスアルファ交代選手のところでもう1回ギア上げていこうっていう話をしたんですけれど、後半のところで失点してしまって、さらに難しい状態になった。ただ、選手交代を含めて、選手はしっかり最後まで勝つために戦ってくれたなという形です。
こうやって難しいゲームの中で、実際勝ち点を取らなくちゃいけない、最低でも1を取るっていうところまで行けるようなチームになっていかないと、浮上のきっかけにならないと思うので、最後のところをしっかりもう1回見つめ直して。ただ、決して下を向くゲームではないので、良かった部分はしっかり次につなげて切り替えて、次のゲームに備えたいと思います。

(3失点してしまった誤算だった部分は?)

入りの早い段階で決められてしまったっていうところが、やっぱりゲームを難しくしてしまったなっていう思いがあります。

(今は交代した選手がチームに勢いを与えている印象がある。手応えは?)

そうですね。もちろん0-2になったタイミングでもう行かなくちゃいけないっていう大きなマインドはあったので、それをしっかり理解してくれて、交代選手はゴールに向かってアクションしてくれたのかなと思います。ここ数試合を含めてもそうですけれど、しっかり出た選手、交代選手が前向きなプレーをしてくれているので、そこは本当に次につながるのかなと思います。

(笠井選手が1ゴール1アシストの活躍だった。評価は)

Jリーグの公式戦を重ねるにつれて、当たり前ですけれど、元から持っている能力プラスアルファ自信にもつながっていますし、そういったところ、あと仲間からの信頼も多く得ることによって思い切ったプレーができていると思います。それが今、結果に結びついているので、今後に期待していきたいなと思います。

(笠井選手にプレーの部分でどういうことを期待しますか)

もちろんサイズがあるので、ポストプレーを含めて、あと得点感覚が優れているので、やっぱり点に直結するところ。あとヘディングが強いので守備でも貢献してくれるので、そういった、いろんなところで活躍できると思っています。

◆戻ってちょっと不思議な感じ FC東京・松橋力蔵監督

(総括をお願いします)

はい。非常に難しい最後まで、自分たちでちょっと苦しんでしまった部分もありながら、しっかりと勝ち点3を取ることができたのは非常にうれしく思います。

(新潟で試合をして、思いは)

いやー、そうですね、...

残り6481文字(全文:7840文字)