
上越信用金庫(上越市)は、上越地域の1〜3月期の中小企業の景気動向調査をまとめた。景況感を示す業況判断DIは、前期から15・8ポイント下がりマイナス29・2となり、4期ぶりに悪化した。対象の6業種のうち4業種で悪化し、上越信金は「大雪や人手不足などで建設業とサービス業で悪化が目立った」としている。来期(4〜6月期)は改善し、マイナス14・3と見込む。
業況判断DIは、業況が前年同期と比べて「好転」と回答した企業の割合から「悪化」の割合を引いた数値。308社が回答した。
最も悪化したのは建設業で、前期から27・3ポイント下がりマイナス22・5。例年、冬場は受注が減少するのに加え、今期は大雪によ...
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