
東京商工リサーチ新潟支店は2023年度(23年4月期〜24年3月期)の単体決算に基づく新潟県内企業の売上高ランキングをまとめた。経済活動が活性化し景気の緩やかな回復が見られた一方、円安や物価高などの影響で増収企業の割合は前年の約8割から約7割に低下した。ランキングでは、ホームセンター大手のコメリ(新潟市南区)が3599億1100万円で23年連続1位となった。
県内に本社または実質的な本社を置く企業が対象で、売上高は単体決算の数字。金融、医療、農業団体法人、特殊法人を除く上位200社を抽出した。
200社の23年度の売上高合計は、前年度比約3千億円増の5兆3775億9500万円。増収企業は69・0%で、前年度の80・5%から低下した。産業別で見ると、卸売業が62社と最も多く、製造業55社、小売業30社、建設業21社などと続いた。
コメリは、...
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