
上越信用金庫(新潟県上越市)は、上越地域の2024年10〜12月期の中小企業景気動向調査をまとめた。景況感を示す業況判断DIは、前期から3・5ポイント上がってマイナス13・4となり、3期連続で改善した。小売業などが大きく伸びており、上越信金は「行楽シーズンだったほか、仕入れ価格の転嫁ができている」とみている。来期(25年1〜3月)はマイナス32・2に下降すると予想する。
業況判断DIは、業況が前年同期と比べて「好転」と回答した企業の割合から「悪化」の割合を引いた数値。314社が回答した。
最も改善したのは小売業で、前期から16・8ポイント上がりマイナス21・1。秋の行楽シーズンで、人出が増加...
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