
意見書を手渡す鯉江康正座長=7日、長岡市大手通1のアオーレ長岡
長岡市の水道事業の今後について考える「持続可能な長岡水道のあり方に関する懇話会」は7日、水道事業経営についての意見書を市に提出した。
長岡市の水道事業は2026年に、給水開始から100年を迎える。懇話会は市が24年5月に設け、経済や水道の専門家、子育て世代の市民ら6人で構成。25年3月まで5回にわたって話し合ってきた。
意見書では、市内の耐用年数を超えた水道管の割合が全国平均を上回っているとし、老朽化した施設の更新と耐震化を着実に進めるべきだとした。人口減少に伴う収入減少や整備コストの上昇で、26年度から5年間で60億円が不足する見通しを受け、水道料金の引き上げを含めた資金確保と、市民の理解...
残り167文字(全文:467文字)