前日練習でボール回しをするMF笠井佳祐ら=聖籠町
前日練習でボール回しをするMF笠井佳祐ら=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第16節の11日午後2時5分から、デンカビッグスワンで4位の浦和と対戦する。リーグ戦で浦和に勝利したのは、2006年7月のホーム戦が最後。難敵を倒し、今季ホーム初勝利の喜びを倍増させたい。

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 新潟は2勝6分け6敗、勝ち点12の19位とJ2降格圏に沈む。4月は公式戦7試合で4失点と守備が安定したが、前試合の第14節FC東京戦は今季最多タイの3失点で敗れたため、守備の修正が求められる。

 浦和は7勝4分け4敗で勝ち点25。前節はG大阪に敗れて連勝は5でストップしたが、強力なカウンターを武器に安定感のある戦いを繰り広げている。今週の練習は、浦和が得意とするカウンター攻撃への対応を整理した。

 新潟は浦和とJ1で過去32度対戦し、1勝7分け24敗と最も苦手としているチームだ。

 MF奥村仁は「新潟は浦和にずっと勝ててない状況が続いてるし、ホームでもなかなか最近は勝ててない。勝ちを届けるのが一番」と話した。

 10日の練習には、コンディション不良でMF...

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