
JR見附駅前の交流拠点ミツケルに設置した「テイク布リー」のブース=見附市本所2
見附市柳橋町の合成繊維業、帝人フロンティアDGが、製造工程で生じた生地の端材を無料で配布している。JR見附駅前の交流拠点「MITSUKERU(ミツケル)」にブースを設け、資源の有効活用を図るとともに、地域とのつながりを広げたい考えだ。
帝人フロンティアDGは、織物の開発・生産を手がけており、年間約800トンの糸を使って布を製造している。端材や汚れが付いた布、試作の布など、年70〜80トンを廃棄していたことから、活用を模索していた。
2022年に「テイク布リー(フリー)」の名前で、...
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