
採用拡大に向け、インスタグラムで企業の魅力を発信する水倉組の建設ディレクター・DX推進部員たち=新潟市西蒲区
建設業界の人手不足が課題となる中、工事の書類作成などで現場を支援する「建設ディレクター」の導入が県内で進んでいる。情報通信技術(ICT)を活用し、書類作成などの現場業務の一部を代行する。県や業界団体も支援に力を入れており、新潟県の認定者数は全国3位。専門知識のない文系人材も就けるほか、性別問わず活躍できる。多様な人材の登用にもつながるとして注目されている。(報道部・土田潤)
水倉組(新潟市西蒲区)は昨年7月、計画書などの作成で現場を支援する部署「建設ディレクター・DX推進部」を立ち上げた。現場で行われていた施工計画書などの書類を、建設ディレクターが作成。現場とのやりとりは、チャット機能も活用...
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