サッカーJ1アルビレックス新潟の熱い戦いが続いています。新潟日報の紙面でも選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。
ホーム湘南戦・試合前日
新潟の選手がボールを奪えない“謎の練習生”も現れた練習後、樹森大介監督のほか、DF堀米悠斗選手、DFジェイソン・ゲリア選手が各社合同の前日会見に出席しました!
◆ある程度感情的な状態のまま今思ってること伝えた・DF堀米悠斗

(連戦中の2試合、メンバー入れ替えながらもハイプレス、マンマークという相手も苦しんだと思うが、チームとしてそれに対する対応はどんな風に取り組んできましたか)
そうですね。まあ、方向性はしっかりと定まったかなと。今までは繋げたら、繋いでもいいし、苦しかったら全体にこう。だいたい、ハイプレスだと、マンツーマンなんで、前線が同数ならそこに長いボールでっていうのもありましたけど。やっぱそうするとこう、慎重さとか、なかなか(前線に)収まる回数っていうのは厳しいし。やっぱそういうロングボールの蹴り合いになると、岡山とかヴェルディ相手だと、うちに分があるとは思えないので。ハイプレスの相手でも、やっぱり自分たちの今までやってきたスタイルを大切にするっていうのは、僕自身はそういう考えでずっといたので。そこはちょっと相談して、その方向性だけ。ちょっと曖昧だったものは整理してもらえたかなと思います。
(相談っていうのは、具体的にはチームでなんかミーティングされたりとかですか)
まあ、監督とも話しましたし。テラさん(寺川能人強化本部長)とも話したし。何人かの意見をこう話して、「こう思っている選手がいる」「こうやって思ってる選手もいる」って。まあ、意見をとりあえず伝えて。んで、ヴェルディ戦の次の日か、昨日かにはしっかりとこう、次の試合はこういう形でいくっていうのは提示してもらえたので。そういった部分を昨日今日と準備したので、そういうのがいい部分が出せればなと思います。

(堀米選手が後ろでボールを持った時に、みんな捕まってるみたいなこともあったかと思うが、そのあたりの回避の仕方みたいなところも共有された)
まあ、基本的にはキーパーでプラスワンを作りながら、そこでしっかりと相手のフォワードのプレスをこう、受けてというか。そこを一つ剥がすことで、ズレを生んでいく。キーパーのプラスワンを使わずに早い段階でフィールドの選手に(パスを)つけてしまうと、全員が疲れた状態になるので、いかにキーパーに引きつけて(プレスを)解放していくかっていうところは、このチームではずっとやってきたことだと思うので、うん。そこは怖がらずにトライしなきゃいけないですし、改めて、このチームがJ1で生き残ってい術だと思うので。他のチームとやっていて同じことをやっていても勝てないと思うし、そういうメンバーは元々集めてるわけではないので。みんなでやっぱり1個1個丁寧にはがしながら、スピードアップのタイミングを共有するっていうところはもう1度トライしたいなと思います。
(昨日、ちょうど三戸舜介選手が代表に選ばれたり、伊藤涼太郎選手が練習に来たりと、違う刺激も受けた部分もあると思うが)
三戸ちゃんは...