J1アルビレックス新潟は第18節最終日の25日、デンカビッグスワンで湘南と対戦し、2-1で逆転勝ちし、今季ホーム初勝利を挙げた。リーグ戦4試合ぶりの白星で、通算成績は3勝7分け7敗。リーグ戦のホーム戦勝利は昨年9月14日の湘南戦以来、253日ぶり。勝ち点を16に伸ばしたが、順位は19位のまま。
新潟は後半に逆転し、湘南を下して今季ホーム初勝利。
序盤からボールをつなぐ意識が強く見られた。前半12分、MF小見洋太がネットを揺らすが、オフサイド。20分にロングシュートで先制点を許したが、31分、FW谷口海斗がこぼれ球を押し込み、追い付いた。
後半に入っても、攻撃のリズムが良く、26分にゴール前でパスをつなぎ、小見が逆転ゴールを決めた。その後は押し込まれる時間が続いたが、必死のクリアで振り切った。
J1は他に7試合を行い、最下位の横浜Mが首位鹿島を3-1で破り、クラブワーストだった連敗を7で止めた。3月以来12試合ぶりの白星を挙げ、今季2勝目で勝ち点は11。鹿島は連勝が7で途切れ、同37のまま。
新潟の次節は31日午後2時から、愛知県豊田市の豊田スタジアムで名古屋と対戦する。
◆試合結果
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2 |
試合終了 1-1 1-0 |
1 | 湘南 |
・得点者 前半20分 ルイス フェリッピ(湘南)
前半31分 谷口 海斗(新潟)
後半26分 小見 洋太(新潟)
◆「負けたら終わり」覚悟の1勝 253日ぶりのホーム勝利
253日ぶりのホーム戦白星。止まっていた時計の針が動き出したかのように、スタジアムが沸いた。サポーターたちは忘れかけていた勝利の味をかみしめた。
「この試合に負けたら終わりという気持ちで試合に入った」と主将のDF堀米悠斗。湘南戦に向け、寺川能人強化本部長と樹森大介監督にスタイルの再定義を求めて直談判...
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