新潟市役所
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 新潟市は、解体工事を進めている旧市役所分館の天井裏などでアスベストを含む部材が使われていることが確認され、撤去のため解体の終了が来年春以降にずれ込む見通しだと明らかにした。1億8950万円の撤去費増額分などを含む2025年度一般会計補正予算案を、市議会6月定例会に提案する。

 市総務課によると、内装の解体を始めた後の5月上旬ごろ、アスベストを含む部材を発見した。これまでの調査では確認されていなかった。9月までをめどにアスベストなどの撤去に注力し、その後に建物本体の解体に移る。本体の解体は当初、年内の完了を予定していた。

 また、西蒲区役所の建て替えに伴い、仮庁舎となる西川、岩室両出張所の改修や移...

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