第一線を退き、小中学生への指導を始めたことを城戸陽二市長に報告する清水亜久里さん=妙高市役所
第一線を退き、小中学生への指導を始めたことを城戸陽二市長に報告する清水亜久里さん=妙高市役所

 ノルディックスキー複合で活躍し、今季で競技の第一線を退いた妙高市出身の清水亜久里さん(33)が、妙高市の城戸陽二市長を表敬訪問した。地元小中学生への指導を始めたとし、「(弟でソチ冬季五輪ジャンプ団体銅メダリストの)礼留飛に続く五輪選手、メダリストを育てたい」と抱負を語った。

 清水さんは新井高2年だった2009年からワールドカップ(W杯)に出場し、19年の世界選手権代表にも選ばれた。国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)では7回優勝している。

 今年4月、所属していた日本ビール(東京)のスキー部コーチに就任。妙高市に拠点を置き、市内の小中学生が所属するスキー部のジュニアチームで指導する一方、...

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