痩せ型の子どもがいる割合が、新潟県は全国でも高い傾向にあることが9日までに、2024年度の文部科学省の学校保健統計調査で分かった。要因は分かっていないが、24年度は男子の7歳、女子の12歳と13歳で全国で最も割合が高かった。

 調査は、24年4〜6月、5〜17歳を対象に全国で行われた健康診断の結果を抽出して集計した。肥満度がマイナス20%以下の子ども(痩身(そうしん)傾向児)の割合が新潟県では高い傾向にあり、7歳男子は1・86%(全国平均0・62%)、12歳女子は6・72%(4・22%)、13歳女子は4・94%(3・56%)だった。

 近年を見ても、男子では23年度の13歳、22年度の8歳と9歳...

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