
佐渡市役所
佐渡市の渡辺竜五市長は9日の定例会見で、ことし1〜5月のインバウンド(訪日客)の来島者数が前年同期比32・1%増の2515人だったと発表した。「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録に伴う情報発信の広がりなどが追い風になったとみられる。
国・地域別の割合では台湾26・9%、米国25・6%で全体の半数以上を占めた。団体旅行は51・7%、個人旅行は48・3%で、構成比は前年とほぼ同じだった。
市は年間9000人のインバウンド誘客を目標に掲げており、現在は8000人前後のペースで推移している。
渡辺市長は「好調な個人客を中心に、夏から秋にかけてさらなる増加を期待している。県全体で連携して発信する...
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